革命軍のカリスマであるベロ・ベティは、仲間の士気を高めて一気に戦況を変えるタイプのリーダーです。ONE PIECEカードゲームでも、低〜中コストのキャラを横に並べて全体を強化し、複数回の攻撃で相手の手札カウンターを削り切るのが基本方針になります。この記事では、デッキの考え方、主要カードの役割、DON!!の配分、対面ごとの立ち回り、よくあるミスまでを実戦目線で整理します。WordPressにそのまま貼って使えるよう、シンプルな見出しと本文だけで構成しています。
デッキコンセプト
目指すのは「小型キャラを広く展開し、まとめて打点を押し上げる」戦い方です。高火力の1体に依存するより、6000〜7000の打点を複数回作るほうが、相手の手札1000カウンターを効率良く使わせられます。終盤までに2面以上の有効打点を維持し、毎ターンリーダーへの圧を途切れさせないことが勝ち筋につながります。
- 決着ターンの目安:5〜7ターン
- 盤面の理想:コスト1〜4を中心に2〜4体
- 強化手段:リーダー効果、キャラの常在効果、イベントでの全体強化
- 守り方:ブロッカーと手札カウンターを要所で使う
主要カードの役割
1. サーチャーと手札整備
コアラやリンドバーグなど、低コストで山札を掘れるカードを優先します。初手で1〜2枚用意できると中盤以降の展開が安定します。序盤はサーチャー同士を並べるだけでも十分な価値があります。
2. 横並びアタッカー
カラス、モーリー、革命軍兵士など、パワー5000〜6000のアタッカーを厚めに採用します。DON!!を1〜2枚配るだけで実戦打点に届き、複数回の攻撃を作りやすくなります。

3. 全体バフと士気上げ
ベロ・ベティ本人や旗をモチーフにした強化効果は、横に広がった盤面の価値を一気に高めます。ターン開始時点で誰にDON!!を配り、何回攻撃するかを先に決めておくとプレイがぶれません。
4. ブロッカーと対速攻対策
サボなどのブロッカーは、赤系の速攻相手に特に有効です。並べすぎると攻め手が細くなるため、基本は1体を維持しつつ、相手の除去が濃いときだけ2体目を置きます。
5. 除去やレスト付与
赤は軽い焼き、緑はレスト付与、黒はコスト操作からのKOなど、色に応じた干渉札を数枚用意します。横展開プランを通すため、1枚でテンポを返せる軽量札を優先します。
色選択と構築の方向性
赤緑アグロ(テンポ重視)
- 長所:展開が速く、レスト付与や軽除去で道を開きやすい
- 短所:リソースが尽きやすく、全体除去に弱い
- 構築のポイント:コスト2〜3の横並びを厚くし、ベロ・ベティの全体強化に合わせて6000〜7000の連打を作る
緑単ミッドレンジ(安定重視)
- 長所:盤面干渉の柔軟さと継戦能力
- 短所:一撃の爆発力がやや控えめ
- 構築のポイント:サーチャーで手札を増やし続け、2面で詰め切る設計にする
マリガンと序盤プラン
キープ基準
- 1〜2コストのサーチャーか横並び要員を2枚以上
- ブロッカーか軽除去を1枚
- 中コストの主力アタッカーが1枚あると理想
1〜3ターンの目的
- 盤面に2〜3体を用意し、次のターン以降の手数を確保
- ブロッカーを1体だけ立てて急な失点を防ぐ
- 手札カウンターを2〜3枚キープして不用意に手札を削らない
4〜5ターンの狙い
全体強化やイベントを絡めて、6000から7000の打点を小刻みに2〜3回通します。DON!!は最大打点より攻撃回数を優先し、次のターンの詰めを見据えます。

DON!!の管理
- 相手の手札枚数とブロッカー状況から必要打点を逆算する
- 6000を複数回作れる配分を基本とし、イベントを構える場合は1〜2枚のDON!!を残す
- 攻撃しないキャラにDON!!を過剰に配らない
攻め方と守り方の基本
攻めの基本
- 先に打点設計を行い、誰が何回殴るかを決めてから配分する
- 通しやすい順で攻撃し、最初は低打点で相手の反応を確認する
- ライフ1点より盤面の価値が高い場面が多いので、面を残す選択を優先する
守りの基本
- 守る場面を絞り、序盤の5000は基本的に受ける
- ブロッカーは1体維持が基本。除去が濃い相手には2体目を検討
- ライフのトリガーに頼りすぎず、手札カウンターを計画的に残す
主要マッチアップの立ち回り
対 赤の速攻
序盤からブロッカーを確保し、6000以上だけを重点的に守ります。こちらが横並びを整えれば、6000の連打で主導権を取りやすくなります。
対 紫の大型
早い段階から継続的な打点を供給し、全体除去が来る前にライフを削ります。大型着地の直前は展開を控えめにして負け筋を減らします。
対 黒の除去コントロール
同じコストを横に並べないようにして、まとめて処理されるリスクを下げます。盤面が切れたらすぐ2面を作り直せるよう、サーチャーで手札を厚く保ちます。
対 黄の耐久
長期戦になる前に中盤で詰め切るのが理想です。大型が立った後は不利になりやすいので、面と打点の圧を継続します。

対 緑のレスト主体
レスト付与からの面取りを警戒し、攻撃順とDON!!配分を丁寧に組み立てます。ゲームが長引くほど相手の守りが固くなるため、中盤での勝負を意識します。
よくあるミスと改善のヒント
- 最大打点を作りすぎる。8000の一撃より6000を2回の方が有効な場面が多い
- ブロッカーへの過信。除去で崩れるため、手札カウンターと併用する前提で運用する
- 過剰展開。全体除去や大型の返しで負け筋になるため、2〜3体の維持を基本にする
- マリガンが消極的。サーチャーや2コストがない手札は積極的に戻す
環境に合わせた入れ替え方針
- 速攻が多い環境:ブロッカー増量、軽除去の採用、カウンター値の高いカードを優先
- コントロールが多い環境:サーチやドローを増やし、毎ターン2面を作り直せる構成にする
- 大型が多い環境:レスト付与や一時的なパワー上昇を増やし、詰めの速度を上げる
まとめ
ベロ・ベティの強みは、横展開を価値に変えるところにあります。序盤はサーチャーと軽量キャラで面を作り、中盤は全体強化と的確なDON!!配分で6000から7000の打点を連続させ、終盤は2面以上で詰め切ります。攻めでは必要打点をちょうど作ること、守りでは要所だけ受け止めること、環境に合わせて除去やブロッカー、継戦札の比率を調整すること。この三つを徹底すれば、ベロ・ベティのデッキは安定して勝ちを拾えるようになります。日々の対戦で攻撃順と配分の精度を高め、革命軍の旗のもとで勝利を積み重ねていきましょう。